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少しでも視力を下げたくないと思う人も多いでしょう。目の仕組みや運転免許で必要な視力など、視力に関する基礎知識をまとめました。
目には、角膜や水晶体、瞳孔、網膜など様々な組織から成り立っています。それぞれの組織には重要な役割を果たしているので、基礎知識として把握しておいてください。
結論から言うと、メガネをかけるだけで視力が悪化することはありません。メガネは網膜に入る光の焦点を調整するための器具で、自分の目に合ったメガネを使用すれば、目の負担を減らすことができるでしょう。
反対に見えにくい状態で過ごしていれば、常にピント調整機能をフル活動している状態が続き、かえって目のストレスとなり、視力低下を招く要因になると言われています。
ただし目の状態に合っていないメガネを使い続けていれば、視力低下を招く可能性もあるので注意しましょう。
運転免許の際、もしも適正検査を裸眼で通らなければ免許の条件欄に『眼鏡等』という記載されてしまうでしょう。免許の種類によっても、基準が異なります。
コンタクトレンズは、高度管理医療機器になります。つまり間違った使い方をしてしまうと、目の状態を著しく損ない、健康に重大な影響を及ぼす恐れもあるのです。そのため初めてコンタクトレンズを使用する方は眼科で、使用方法などの指導を受ける必要があります。
コンタクトを選ぶ際には、まず目的を明確にすることが大切です。1Dayコンタクトレンズ、2Weekコンタクトレンズ、ハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズなど、用途に応じて自分に合った者を選ぶようにしましょう。
かゆみや痛みなどを感じたとき、無意識にこすってしまう人も多いでしょう。実際に異物が入っている際に目をこすってしまうと、角膜を傷つけてしまい、角膜びらんと呼ばれる症状に陥ってしまうことも。たとえ異物が入っていないときも、こすり過ぎれば結膜浮腫や眼瞼浮腫、結膜下出血などをきたすこともあるので注意が必要です。また感染症の場合には、感染していない目も感染させてしまうことがあるでしょう。
目をこするという行為は、目に強い刺激を与えてしまいます。そのため、こするのではなく必ず眼科を受診することが大切です。一度傷ついてしまうと、取り返しのつかないことになるかもしれないので注意してください。
メガネと並んで多くの方が視力矯正アイテムとして使用しているコンタクトレンズですが、正しい使用方法・メンテナンスを行わなければ感染症などにかかってしまうリスクがあります。
目の重要部分である角膜はとても傷つきやすく、コンタクトレンズの使用方法によっては酸欠などの症状を引き起こしさらに傷つきやすくなってしまう恐れがあります。
そのため、コンタクトレンズを使用する際にはリスクをしっかりと認知した上で、正しい使用方法・メンテナンスを行いましょう。
目の表面にうるおいを与えている涙が目の全体に広がりにくくなり起こるドライアイですが、原因や症状によっては重大なリスクとなってしまう場合があります。
他にもまぶたに存在する外分泌腺「マイボーム腺」の機能不全がドライアイの原因になっていることもあり、これらの症状や原因が発覚したら対策や対症療法などを取るようにしましょう。
基本的にはセルフケアが重要であり、目の周りの洗浄や目を温める・休めるなど、目をいたわって大事にしてあげることが最も効果的でしょう。