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ICL治療と他の近視治療を比較
従来の近視治療には、レーシックやリレックス、オルソケラトロジーなどがあります。これらの治療も多くの患者さんが受けていますが、ICL治療とはどのように違うのでしょうか。
それぞれの具体的な治療法やメリット、デメリットなどについて、ICL治療と比較してみます。
他の近視治療とICL治療の主な違い
現在受けられる近視治療には、ICLの他にレーシック、リレックス、オルソケラトロジーなどがあります。最初にこれらの治療法の主なポイントを一覧表にしてみます。
レーシックとICL治療の比較
レーシックは医療用レーザーを用いて角膜を削り、光の屈折を変化させて視力を矯正する治療法です。視力矯正法としてはすっかりメジャーになり、多くのクリニックで受けることができます。
裸眼で生活できるようになって、眼鏡やコンタクトレンズの煩わしさから解放されて快適な暮らしを得ている人も多くいます。しかしデメリットも多いとされ、治療がうまくいかなかったケースも少なくないようです。
ここではレーシックとICL治療について、メリットやデメリットなどを比較してみます。
リレックスとICL治療の比較
リレックスはレーシックと同じように医療用レーザーを用いた視力矯正法です。
レーシックとの最大の違いは、角膜をふたのように切開する手技を取らない方法で矯正できることで、ドライアイのリスクを低下させることなどからレーシックよりも優れた視力矯正法であるとする考え方もあります。また、近視の戻りが少ないという報告もあります。
ここではリレックスとICL治療について、メリットやデメリットなどを比較してみます。
オルソケラトロジーとICL治療の比較
オルソケラトロシーはここで挙げた視力矯正法とは違って手術ではありません。睡眠中に専用のコンタクトレンズを装着して角膜の形状を変化させ、生活時間帯の視力を矯正するという方法です。
手術による視力矯正法とちがって、小学校低学年のような子どもでも治療を受けることができます。もし何か問題があれば、治療をやめればすぐ元に戻せるのもメリットです。
ここではオルソケラトロジーとICL治療について、メリットやデメリットなどを比較してみます。
PRKとICL治療の比較
PRKとICLはどちらも視力矯正として有効な治療法とされています。ただし、その方法や適している方には違いがあります。
PRKはレーザーを使って角膜上皮にアプローチする治療法です。角膜が薄くても対応できる、目に衝撃を受けるリスクの高い格闘技やスポーツをしている方に適した治療法といわれています。ただし、視力が安定するまでに時間がかかる点や痛みなどのデメリットもあります。
ここではPRKとICL治療の違いについて、施術の違いやメリットデメリットなどを比較しています。
